Marinのグラベルロードバイクはいくつあるの?
旅用の自転車を検討する上でMarinが候補に上がりました。自転車を買う予定の国がインドネシアなので、インドネシアで安く買える自転車等のが最優先です。インドネシアでは、Polygonをはじめとするインドネシアローカルの自転車メーカーはもちろん、Marinなどのメーカーも流通しており日本の定価より安いです。これはおそらくインドネシアでOEM生産している背景があるからではないかと思われます。
そんなこんなで、購入する自転車の候補を探した結果、Marinの旅用自転車であるFour Cornerが筆頭候補に上がりました。しかし、Marinの自転車を見ていると、似たようなグラベルロードバイクがいくつかあるようです。
そこで違いを知るためにもMarinの旅に使えそうなグラベルロードバイクを調べてみましょう。この記事はその調査の記録です。Marinのグラベルロードバイクの購入を検討している人には参考になるかも?しれません。
Marin グラベルロードバイクの基本情報
グラベルロードバイクの特徴
グラベルロードバイクは、舗装路から未舗装路まで、多様な地形での走行を可能にするバイクです。通常のロードバイクよりも太いタイヤを装備しており、安定感と衝撃吸収性が高いのが特徴です。ツーリングやバイクパッキング、通勤など、幅広い用途に対応できるのが魅力です。
Marin のグラベルロードバイクの歴史と評判
Marin Bikesは、1986年にアメリカ・カリフォルニア州で創業されました。マウンテンバイクの先駆者として知られるこのブランドは、グラベルロードバイクの分野でもその革新性を発揮しています。Marin のグラベルロードバイクは、堅牢な設計と快適なライド感で、多くのライダーから高い評価を得ています。世界一周だといまだにSurlyが強いイメージですが、長期の自転車旅をされている人の中にもMarinの自転車に乗っている人はそれなりにいるイメージで、自転車のつくりを非常に信頼できるブランドだと思っています。
Marinのグラベルロードバイクの各モデル
ひとえにグラベルロードと言ってもいくつかのタイプがあり、Marinもさまざまなニーズに対応するモデルを提供しています。
Marin グラベルロードバイクの主なモデル比較表
モデル名 | フレーム素材 | タイヤサイズ | コンポーネント | 価格 | 特徴 | オンロードとオフロードの目安 | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Marin GESTALT | アルミニウム | 700c x 32mm | Shimano Claris | 130,900円 | 軽量で耐久性があり、舗装路とグラベル両方に対応 | オンロード60% / オフロード40% | 12.3kg |
Marin NICASIO | クロモリ | 700c x 30mm | Shimano Claris | 123,200円 | クラシックなデザイン、快適なライド感 | オンロード50% / オフロード50% | 13.3kg |
Marin NICASIO+ | クロモリ | 650B x 47mm | Shimano Claris | 134,200円 | 太いタイヤで安定性抜群、頑丈なフレーム | オンロード30% / オフロード70% | 13.4kg |
Marin NICASIO2 | クロモリ | 700c x 37mm | Shimano Tiagra | 245,300円 | 上位コンポーネント搭載、パフォーマンス志向、国内30台限定入荷モデル | オンロード30% / オフロード70% | 12.2kg |
Marin Four Corners | クロモリ | S:650b x 42mm、M:700c x 42mm | Shimano Sora | 154000円 | 耐荷重設計、長距離旅に最適 | オンロード30% / オフロード70% | 13.5kg |
Marin LOMBARD-1 | アルミニウム | 700×40c | Shimano Sora | 146,300円 | 都会的、全方向から光反射する特殊デカール | オンロード60% / オフロード40% | 12.1kg |
Marin GESTALT
このモデルは、スムーズな舗装路とラフなグラベル路のどちらにも対応できる万能型バイクです。安定感のあるジオメトリーと、軽量ながら丈夫なアルミフレームが特徴です。個人的に現在販売されているモデルの中で、このネイビーのフレームカラーが最も好みです。都会的でクールに感じます。
Marin NICASIO
クラシックなデザインと最新技術を融合したモデルです。クロモリフレームを採用しており、長距離走行でも疲れにくい設計です。手の届きやすい価格帯で、このシルバーのフレームカラーもクラシックでいい感じですよね。
Marin NICASIO+
NICASIOをベースに、さらに太いタイヤと頑丈なフレームを備えたモデルです。より過酷なグラベルやトレイルにも対応可能です。
Marin NICASIO2
NICASIOシリーズの上位モデルで、より高品質なコンポーネントを搭載しています。レースや高速ツーリングにも使え、アップグレードを前提として他のモデルを買うのであれば、これを最初から買ってしまった方が良いと思います。カラーもどこか高級感がありますね。
Marin Four Corner
ツーリングに特化したモデルで、多くの荷物を運ぶことができる耐荷重設計がされています。長距離の自転車旅に最適な一台です。クラシックなカラーがかっこいいですが、個人的には過去モデルのグリーンのフレームが気に入っていました。
Marin LOMBARD-1
アルミフレームで、抜群のフレームバランスで走りに安定感があり、快適なライディングを楽しめます。全方向から光反射する特殊デカールを施しているため、夜間の走行も安心です。
たぶんMarin Four Cornerを買います
同じような価格帯のグラベルロードがたくさんあるので迷っていましたが、今回改めて比較してみると、やっぱり自分の用途にはMarin Four Cornerが最も適切であると感じました。フレームの材質はクロモリが良いので、次点ではNicasioという感じです。
海外で現地購入することになると思うので少し先になりそうですが、実際に手に入ったら詳細なレビューをしてみたいと思います。ただ、日本展開されていないモデルもいくつかあるようなので、海外モデルを気に入ればそちらを買うこともあるかもしれません...