バリ島の温泉を探る
後半でバンジャール温泉に行った際の様子を収録しています。温度はぬるめで、軽食が取れるカフェも併設されているので、まったり時間を過ごすことができます。
バリ島といえば、ビーチやリゾートが有名ですが、ローカルな温泉が点在しています。温泉好きや、バリに中長期で滞在している方で疲れを癒やしてリラックスしたい方におすすめです。この記事では、私が行ったことのあるバリの温泉について紹介します。 各温泉の特徴やアクセス方法、利用時の注意点などを書いていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
バリ島の主な温泉地
私が行ったことのあるバリ島の温泉地をいくつか紹介します。 なお入場料金は徐々に値上げしていっているので、下記に記載してある金額よりも現在は高くなっている可能性があります。
Air Panas Banjar(バンジャール温泉)
場所: 北バリのロビナビーチ近くに位置するバンジャール村にあります。
特徴: バンジャール温泉は、緑豊かな自然と隣に流れる川の音を聞きながら、温泉を楽しむことができます。温泉水は硫黄を含み、皮膚疾患に効果があるとされています。ある程度観光地化されており、入場料金はローカル客が100円に対し、外国人は450円です。ただローカル客のほうが多いので、物売りもしつこくなく周辺はのんびりとした雰囲気を感じました。施設はしっかり管理されている印象で、軽食を取れるカフェも併設されています。
アクセス: デンパサールから車で約2時間半です。多くの人はレンタカーかバイクのレンタルで来ることになると思います。イルカウォッチングで有名なロビナビーチと合わせて来るのが良いでしょう。
ロビナビーチのイルカウォッチングのツアーに参加したときの記事はこちらです。 livelog81.hatenablog.jp
Air Panas Piling Kawan
- 場所: バリ島のタバナン地区、バンジャール・ピリング・カワン村に位置しています。
特徴: この温泉は広大で美しい棚田の風景に囲まれた静かな場所にあり、のんびりリラックスできます。温泉水はミネラル豊富で、健康や美容に良いとされています。コンクリートで作られた浴槽に加え、隣を流れる川に山から直接ホースで温泉を流しており、うたせ湯のような感じで楽しむことができます。
観光地化がそこまでされておらず、私が朝に行った際は客が誰もおらず、一人で温泉を満喫できました。途中でローカルの家族が一組だけやってきましたが、観光客にはそれほど知られていないので、穴場感があります。
ただ、ロッカーなどはなく、シャワールームが一応ありますが、扉が壊れていて鍵が閉められなかった記憶です。入場料金が250円ほどと格安なのは嬉しいですが、設備が十分とは言えないので、その点が気になる人は、別の温泉に行った方が良いかもしれません。アクセス: デンパサールから車やバイクで約2時間。ただ道が細いでの車が通れるかは不安です。自転車で行くと坂がきついですが、自然を満喫できるのでおすすめです。
Air Panas Angseri(アンスリ温泉)
バリ島の温泉に行く時のポイント
持ち物: タオル、水着は必須です。バンジャール温泉など観光地化されている場所は現地調達もできますが、Air Panas Piling Kawanのようなローカルな温泉では販売されていないので、持参が必要になります。
貴重品管理: ローカルな温泉ではロッカーがないところもあります。念の為、貴重品は目の届く範囲で管理しておくとよいでしょう。
朝がおすすめ: 温泉でのんびりリラックスすることを重視するなら朝の営業開始直後に行くことをおすすめします。日中は家族連れで子供が多く、がやがやと楽しい雰囲気になりがちです。
バリ島の温泉と日本の温泉の違い
バリ島の公共の温泉は温度が低めなところが多く、日本のようにお湯にじっと浸かるというよりか、家族や友人とわいわい楽しむ場所といった印象です。ただ自然に囲まれた環境なので、リラックスできストレスを解消するのには最適です。人目を気にせずにプライベートな空間で温泉を楽しみたい人は、個室を完備したアンスリ温泉のような温泉もバリ島にはいくつかありますので、そちらもおすすめです。
バリ島の温泉についてまとめ
バリ島の温泉は、温泉好きや旅中の癒しを求める人にとって必見のスポットです。自然の中にある温泉が多いので、バイクや自転車が好きな人は週末のツーリングの目的地に設定したり、各温泉地を巡るツーリングも楽しそうですね。 なお、インドネシア語で温泉はAIR PANASといいます。AIRが水、PANASが熱いという意味です。GoogleMapで検索すると、近くの温泉の場所を見つけることができるので、温泉好きは覚えておきましょう。